2008年09月21日

WorldWideCurry Vol.19 - OASIS(中国・北京)

curry019.jpg飲食店を長く続けるというのは、難しいことなのだと思う。
よく、202マーケットのオーナー様が言っているのだが、「10年続くお店は全体の10%しかない」のだとか。
頭の片隅を、そんなことがよぎったカレー体験。では、本編をどうぞ。

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実は、今回のカレーネタは既に決まっていたのである。出発前から。
というのも、是非とも訪れてみたいお店があったのだ。ここ北京に。
そのお店の名前は、香味廊。
その昔、たあぼうさん「カレー屋バトン」なる記事を書かれていた時に、好きなカレー屋さん5店の1つとして紹介されていたのだ。
あのたあぼうさんに
「いまだにここで食べたものほど絶妙な焼き具合だったナンには出会っていません」
と言わせるのだから、それは相当なものだったのだろう。
先日お会いした際に、香味廊の話も聞かせていただいた。
訪問されたのが1998年の9月とのこと。10年前のことなので、今はどうなっているのか…と。

期待と不安を胸に、訪れるは香味廊のあるHoliday Inn Downtown Beijing。
どんよりとした空からは、ホテルに着く直前にいよいよ雨が落ち始めた。
ギリギリセーフで、ホテルに入り、香味廊の場所を探す。
が、見つからない。あれ?なぜ?
近くに居た女性に英語で尋ねてみる。と、分からないから、と他の人に聞きにいく。
もう1人の女性が答えてくれる。曰く、閉店したのだと。
いつ閉店したのかと尋ねてみたが、"long long ago"と、首を横に振る。はっきりとは分からないようだ。
「その代わりに」と彼女が続ける。「そこにもカレーがありますよ。」
そう言って示したのは、カジュアルダイニングのお店、OASIS。
メニューを見せてもらうと、なるほどチキン、マトン、ベジタブルの3種類がある。
「じゃあそれで。」かくして、今日のカレーは決定した。

前菜のスープを楽しみつつ、待つこと約15分。ベジタブルカレー(36元)がやって来た。
残念ながら、ナンは無く、ライスのみでの提供。しかも、ライスとカレーが別々の器に盛られて登場。
カレーの具は、人参、ジャガイモ、セロリ、カリフラワー、マッシュルーム。
まずはルーから試してみる。
辛さはほどよい程度。だが、チリっぽい味が強い気がする。オイラ的にはあまり得意ではない。
野菜の中では、セロリの食感が面白い。カレーにセロリって、あまり食べた記憶が無いなぁ。
丼2杯分はあろうかという大量のライス。さすがに食べきれないよ。
ま、残すのがこちらの礼儀ってもんかもしれないし。と、都合の良い解釈などしてみたり。
至高のナンに出会えなかったのは残念だが、それでもカレーはしっかり食べたってことで。
たあぼうさんが紹介している他の4店も訪れてみたいね。機会あれば。
ただし、かなりハードルは高めだが。イスラエル・エストニア・イラン・シンガポールだしね。

■Information
北京市西城区北礼士路98号 -MAP-
010 6834 0696
6:30〜24:00
無休
http://www.ichotelsgroup.com/h/d/hi/1/en/hd/pegdt
posted by Ochi at 22:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | Curry | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご報告、ありがとうございます。

とっくの昔になくなってしまっていたんですね。
残念な気がする一方、昔の思い出が壊れなくて良かったのかも、なんて。

当時、カレーとナンの組み合わせで100元近くしてました。
それを考えると、かなりカジュアルになりましたね。
Posted by たあぼう at 2008年09月21日 23:00
>たあぼうさん
残念ながら、そのようでした。
たあぼうさんが食べられたナンは、本当に美味しかったんでしょうね。
オイラも、その昔丸の内のMIKUNI CAFEで食べたクレームブリュレが忘れられません。
Posted by Ochi at 2008年09月22日 19:06
お店がなくなってしまったのはすごく残念なことですが、
こうしてその想いを運んで現地を訪問された…すてきなお話だと思いました。
韓国だと残すのが礼儀だといいますが、中国もそうなんですかね(笑)
Posted by かりん☆ at 2008年09月23日 20:12
>かりん☆さん
どうせ訪れるなら美味しいお店がいいよね、との考えから、たあぼうさんの既訪店を参考にさせてもらってます。
ご多分に漏れず、今回も。
中国も残すのが礼儀だったと思ったんですがね。違いましたっけ?
Posted by Ochi at 2008年09月23日 21:50
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